u-ryo's blog

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Category: Lualatex

Lualatex Error

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Ubuntu 18.04になってからか、これまで難なく通っていたLuaLaTeXが 通らなくなっていました。

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(/usr/share/texlive/texmf-dist/tex/luatex/luatexja/patches/lltjp-stfloats.sty)
ABD: EverySelectfont initializing macros
! Undefined control sequence.
<argument> ...x \ifdim \paperheight >0pt\relax \pdfpagewidth
                                                  =\paperwidth \pdfpageheigh...

l.5 \begin{document}
?

version upしたからかな、 そのうち通るようになるかな、 それまでは16.04捨てられないな、 とか思ってほっぽっておいてたんですが、 一向に良くならないので、ちょっと調べてみました。 LuaLaTeX追ってる人には何でもない情報でしょうが、 色々変わってたんですね。

結論から示しますと、 graphicxのdriverをpdftexからluatexにする (→defaultの自動判定に任せる)ようにすれば良かったです。 具体的には、

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\usepackage[pdftex]{graphicx}
   ↓
\usepackage{graphicx}

だけでした(ref.TeX Live 2016 の新しい LuaTeX あれこれ)。 primitive名が色々変わって、 LuaTeXのprimitiveに対応したluatex.defが出来て、 graphicx driverのluatexへの自動判定(pdftexではなく)が 導入されていました。

Nengajo Rhapsody

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いつも年賀状で苦労しています。 毎年微妙に変わりますので。 今年苦労した点をメモしておきます。年末の自分のために。

LuaLaTeXになってから、fontの扱いは大分楽になりました。 LuaLaTeXのフォントの取り扱いについてを参考に、 *.ttf/otf/usr/share/fonts/[true|open]type/xxx/以下にcopyして、 .texfileに \newfontfamily\Text任意名{英文フォントファイル名}\newjfontfamily\Text任意名{和文フォントファイル名}と書けば、 \Text任意名 happy new year!\Text任意名 謹賀新年というように使えました。

class fileは香田温人さんのltjhagaki.clsを長年使わせて貰っています。 探してみたら今はもう見付からないようですね。

0.81や0.85でLuaLaTeXが少し変わって(LuaTeX や LaTeX や LuaLaTeX が新しくなってアレ(1))、 \pdfpagewidthも未定義になっちゃってて、 はがき自体の表示位置もA4のupper centerになっちゃってて。 去年はハガキサイズでPDF出てたのに。 これだと印刷にどうにも苦労したので、 LuaLaTeX での余白の設定を参考に geometryを導入してはがきサイズでpdfを出力するようにしたら ようやっとうまく行きました。

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\usepackage[paperwidth=100mm, paperheight=149mm]{geometry}
\geometry{top=0truemm,bottom=0truemm,inner=0truemm,outer=0truemm}

これですね。良かったです。

Easy Drawing Tutorials顔の描き方なんてあるんですね凄いなぁ。